私はこう思う!

「痴漢する男が悪い!」「冤罪は女のせい!」|本当に悪いのは誰なのか?

痴漢被害・えん罪被害について一部ではありますが

「男が~」、「女が~」のように性別でひとくくりにした意見や、異性を敵視するような意見など、過激なものを見かけることがあります。

そのような意見によって、”男女間での間違った対立”が起こっているように感じます。

そんな間違った対立をやめていただくためにも、これ以上広がらないためにも、痴漢問題に対する誤解を解くお手伝いができれば、と思います。

少し長くなってしまったのでサクッっと読みたい人は「一番伝えたいこと」でまとめています。

ななちか
ななちか
一度、冷静になって「何が本当に悪いのか?」確認していきましょう。
くまくん
くまくん
ゆっくりしていって~!

対立の原因

「痴漢をする男が悪い!」


まず、「痴漢をする男が悪い」というものです。

ここで問題なのが「男=痴漢」と、とれてしまうことです。

「痴漢」が悪いのは明らかですが、「男」という性別は関係ありません。

一部の悪意ある人間が痴漢をしているだけですから、男性=痴漢という訳ではありません。

くまくん
くまくん
たしかに、痴漢逮捕に協力的な男の人もいるもんね!

また、中には「男性は性欲的に痴漢になり得る可能性があるから」という理由で”痴漢予備軍”として、痴漢と同じような扱いをしている方を見かけました。

確かに女性と男性では性欲に差はあるでしょう。ですが、人間は理性があって分別があります。例え空腹だからと言って、万引きをしたり、食い逃げをしたりはしませんよね?

人間が欲求に素直に従っていたら、もっと多くの様々な被害がでていることでしょう。

「そういった欲求があるから」という理由で予備軍扱いしていては、男女関係なく、人間は全員何かしらの犯罪予備軍になってしまいます。

「冤罪を訴えている人は痴漢」

次に、「冤罪被害を訴えているのは痴漢」という勘違いです。

男性がえん罪被害を訴えていたり、嘆いていたりすると、まるで痴漢がえん罪被害を訴えていたり、嘆いていたりするように感じてしまい、「どうせ痴漢でしょ?」と疑ってはいませんか?

故意でなければ法律上は「痴漢」にならないので罪には問われません。

それをいいことに、痴漢が最後のあがきとして「自分はえん罪だ!」と主張することが実際にありますので、そういった勘違いをしてしまう要因になっているのではないでしょうか。

「それは冤罪ではないのか?」

そして、痴漢被害に対して「もしかしたらそれは、えん罪かもしれない」と疑ってしまい、素直に痴漢被害を受け入れられない、というものです。

えん罪被害は人生が狂い兼ねないほどですから、敏感になってしまうのも無理はありませんが、「痴漢」は確実に存在し、その犯行理由も「酔った勢い」や「衝動的に」などの軽いもので、多くの人が痴漢被害に遭っています。

ななちか
ななちか
真偽は分かりませんが、痴漢したことを自慢している人の話を耳にしたりします・・・。

ちなみにですが、東京都内での痴漢件数(迷惑防止条例違反)は平成29年の1年間で、約1,750件発生しています。

平成29年中、強制性交等は約170件、強制わいせつは約700件、痴漢(迷惑防止条例違反)は約1,750件発生しました。

出典:こんな時間、場所がねらわれる 警視庁

この数を少ないと取るか、多いと取るかは人それぞれですが、最低でも都内だけでこれだけ事件が起きています。

他都道府県を含めるとそれ以上になり、被害者の年齢や被害内容の性質上、被害届けを出さないという選択をした方も少なくないでしょう。

確かな被害者数は分かりませんが、実際に痴漢をされて苦しんでいる被害者がいることを忘れてはいけません。

「えん罪は間違える女のせい、女が悪い!」

次に、「犯人を間違える痴漢被害者が悪い」「えん罪は間違える女性のせい」など、えん罪に対する怒りを、間違えてしまった女性に全て押しつけてしまう考えです。

えん罪被害では”その場にいただけで巻き込まれてしまった”というような理不尽な場合が多く、時間やお金、信頼や仕事など、生活に直結するものを失ってしまいます。

そんな人生が狂い兼ねないほどの被害ですから、誰かを責めたい気持ちは十分理解できます。

くまくん
くまくん
ただ巻き込まれただけなのに、一方的に悪者にされるのは納得できないよね。

ですが、単に「えん罪」といってもその要因は↓のように様々です。

  • 単純に事件に巻き込まれ、痴漢被害者や周りの方に痴漢と間違われてしまう
  • 故意ではない接触を痴漢と勘違いされてしまう
  • 痴漢が行為に及ぶ際、自分とターゲットとの間に人を挟むような形を取り、わざと被害者が犯人を誤認するように仕向ける「犯人によるミスリード」のせいで、痴漢と勘違いされてしまう
  • 主に示談金を目的に、痴漢されたと嘘をつく「痴漢でっち上げ」によって痴漢犯に仕立て上げられてしまう

痴漢と勘違いしてしまった方も好きで間違えた訳ではありません。恐怖や動揺などで間違えてしまうこともあるでしょう。

間違えてしまった人を責めても、どうすることもできません。

えん罪被害での一番の問題は、警察の取り調べや裁判などで”冤罪だと証明することが難しい”という点です。

勘違いしてしまった人が全て悪いのではなく、例え無実でも「えん罪」だと証明しづらい現状に問題があり、そのせいでえん罪被害者は理不尽に苦しめられています。

性別でひとくくりにした意見

また、「男は~」「女は~」のような、性別でひとくくりにした意見も見かけることがあります。

性別でひとくくりにされると、無関係な自分まで責められているように勘違いしてしまいがちです。

そういった意見が、異性との対立をより深めているように感じます。

その意見に対して、同じように性別でひとくくりにした意見をぶつけてしまうと、より悪化してしまいますので注意しましょう。

少数の意見を、全体の総意と勘違い

現代ではインターネットに繋がりさえすれば、簡単に情報を発信、取得できる世の中です。ですから、ただの憂さ晴らしでコメントをしたり、心ないことを言ったりする人も残念ながらいます。

インターネットが発達し、どんな人間でもどんな悪口でも発信することができ、その「少数の過激な意見」「全体の総意」のように受け取ってしまうことでもこのような間違った対立に繋がってしまいます。

あからさまな煽りや、ただの悪口などは無視するよう心がけましょう。

ななちか
ななちか
数人が同じ主張をしていると、それが”力のある意見”だと勘違いしてしまいやすいので、注意しなくてはいけませんね。
くまくん
くまくん
”スルースキル”が大切だね!

どちらの被害も深刻、間違った対立はやめよう!

痴漢被害・えん罪被害、どちらの被害も深刻です。

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何故このような間違った対立が生まれてしまったのか? その原因は上記の通り”勘違い””誤解”です。

本当に悪い犯人は蚊帳の外で、被害者同士で争っている場合ではありません。

どちらとも被害に対する怒りや、加害者に対する憎しみは理解できますが、それを性別でひとくくりにして怒りをぶつけるような間違った対立はやめましょう。

痴漢がいるからえん罪が起き、えん罪が起きているから、痴漢が減りません。この2つの被害は切り離すことができず、痴漢とえん罪2つで1つの問題です。

一番伝えたいこと

この世界には残念ながら「痴漢をする頭のおかしい人」「痴漢をでっち上げる酷い人」が少なからず存在しています。

そういった人達のせいで被害にあってしまった方達の「怒り」や「憤り」は十分すぎるほど理解できます。

ですが、そういう”頭のネジが外れている人達”と話し合っても、その行為をやめてはくれません。

ですから、自分で対策をすることが一番確実だと思います。

それに自分で対策ができている人が多ければ多いほど、痴漢も犯行しづらくなりそれに連なる冤罪被害も自然と少なくなっていくのではないでしょうか。

対策を完璧にして”痴漢が犯行しづらい環境”を作って行くことが問題解決に繋がるのだと思います。

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くまくん
くまくん
みんなで対策しよう!

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