雑記

新潟県中越地震の体験談・避難生活の詳細|当時小学2年生の私が感じたこと

『新潟県中越地震』

みなさんは覚えていますか?

私はほぼ震央にいたので、直撃してしまいました。

当時小学2年生(たぶん)だったので記憶は正確ではないかもしれませんが、忘れないうちにその時の「状況」や「感じていたこと」を書き留めておこうと思います。

地震発生前~直後

地震が発生した時刻は『2004年(平成16年)10月23日17時56分』と記録されています。

当時はまだ子供だったので、18時から教育テレビでやっていたアニメ「おじゃる丸」を見るために、丁度テレビの前で待機していた頃でした。

突然、見ていたテレビの画面が消え、テレビが吹っ飛び、電気も消えて、「ゴゴゴゴゴッ」っと地鳴りのようなものが鳴り響きました。

一度にいろんなことが起きて、何が怒ったのかが分かりませんでした。そして揺れが収まった頃、今のが地震だということが理解できました。

結果的に家族は全員無事で、近所の人達と一緒に、近くの「広めの駐車場」まで徒歩で向かいました。

ともちか
ともちか
今思うと、もしかしたらそこが災害時の「一時避難場所」として設定されていたのかもしれません。

一時避難場所についてから

分かりやすいように「役所の駐車場」を「一時避難場所」と形容しています。実際に避難所として設定されていたのかは定かではありません。

そこでは既に人が集まっていて、近所の知っている子供もいたので少しほっとしました。

ともちか
ともちか
「お祭りみたいだな」とか思っていたことを覚えています。

そして、しばらくそこで座って休んでいる間も、余震が襲い続けていました。

揺れるたびに大きな音がして、悲鳴が上がっていたことが強く印象に残っています。

結局その夜は、そのまま外で寝ることになりました。

雪こそ降っていませんでしたが、11月前だったので寒かったと記憶しています。

そこで、何人かでグループを作り、一枚の毛布を「こたつ」のような感じでシェアして、そこに足を突っ込んで眠りました。

そうしている頃には、すでに23時を過ぎていたと思います。

ともちか
ともちか
正直、怖さや不安よりもワクワク感が勝っていました。・・・子供は自由で良いですね。

仮設テント暮らし

その後(何日後かは曖昧)、近くの保育園の広場に仮設テントが設置され、そこで過ごすことになりました。

ともちか
ともちか
自衛隊の方々が設置してくれたのかな? 良く覚えていません。

大人達は忙しかったみたいですが、子供は一カ所に集められて楽しく遊んでました。

ゲームや遊び道具は少なかったですし、性別も年齢もバラバラでしたが、みんな知っていたので喋っているだけであっという間に時間が過ぎていったことが記憶に残っています。

ともちか
ともちか
もっと言うと、「学校行かなくて良いし、みんなと楽しく遊べてラッキー!」とか思ってました。

レトルトの牛丼がご馳走

そんな感じで問題なく過ごせていましたが、困りごとが1つありました。それは「ご飯」です。

当たり前ですが、質素な物しか食べられませんでした。

それでも大人達は、自分より子供に食べ物を優先していたと思います。ありがたいですね。

ともちか
ともちか
自衛隊の方々からもアメをもらったりなど、良くしてもらいました。感謝しています。

そんな食生活でしたが、たまにレトルトの牛丼が食べられる機会があり、とにかくおいしかったと記憶しています。

2人で1つでしたが、満足でした。普段の食事のありがたさが子供ながら身にしみました。

トイレ・お風呂

そして、トイレやお風呂事情も問題でした。

トイレの方は早い内から「仮設トイレ」を所々に設置してもらったので、基本「ぼっとん便所」ではありましたが、なんとかなっていました。

問題は「お風呂」です。

子供の私は全くと言って良いほど気にしていませんでしたが、お風呂はもちろん、シャワーも浴びれない日が何日も続いていたのだと思います。

ともちか
ともちか
今になって想像してみるとそれが一番きつそうですね・・・。寒い時期なのでまだマシだったとは思いますが。

その後、食料や衣服、トイレの問題などが一段落してから、自衛隊の方々により「仮設銭湯」が設置されることになりました。大人達の喜びようが異常だったので不思議に思っていましたが、今なら理解できます。

子供達は不自由ない生活を送れていた

その避難生活がどれほど続いたのかはもう覚えていませんが、そんな生活を通して感じたことは、恐怖や不安ではなく「人の温かさ」でした。

親だけでなく、ボランティアの方など接してくれた人全員が優しく、そして優先してもらったことを、こうして大人になった今振り返ってみて改めて感じました。

そして、自衛隊の方々にも頭が上がりません。不安にならずいられたのは「自衛隊の人がいるから大丈夫」と思えたからです。それが仕事とはいえ、感謝以外の言葉が見つかりません。本当に感謝しています。

そんな素晴らしい「大人達」のおかげで、私を含め子供達は何も不安になること無く震災を乗り越えられたと思います。

地震対策の重要性

そんな子供だった私が成長し「大人」になった今だからこそ、『事前の地震対策(家具の固定、避難場所の確認など)』『防災グッズの用意』の重要性について伝えたいと思います。

これからも地震は起こり続けます。いつ自分の住んでいるところが被害に遭うか分かりません。

ですから、事前に地震対策をしておきましょう。

災害が起こればライフラインが寸断された状況での生活を余儀なくされたり、避難所で生活せざるを得ない状況になったりします。

その時に物資の備蓄や防災グッズを持っているか持っていないかで、過ごしやすさがかなり変わります。

また、避難生活をしている時はストレスを感じやすくなり、衛生面もおろそかになりやすいので、体が不調を訴えやすくなります。

ですから、最低限の物資は自分で用意しておくといざという時、困らずに済みます。

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ともちか
ともちか
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災害が起きたとしても不自由のない生活を送れるように、子供や家族が不安にならず安心して過ごせるように、これらの記事を合わせてお読みいただくことを強くオススメします。

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