私はこう思う!

アニマルウェルフェアの問題点とは? アニマルライツが普及しなくなる?

この記事ではすこし専門的な話をしますので、「アニマルウェルフェア、アニマルライツってなんぞや?」って方は↓の記事を見てもらえると分かりやすいかと思います。

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ななちか
ななちか
この記事では「アニマルウェルフェアの問題点」について話していきます。
くまくん
くまくん
ゆっくりしていって~!

アニマルウェルフェアの問題点

”人も動物も平等、人権のように動物にも権利はある。人の利益の為に所有、利用してはいけない!”

といった考えの「アニマルライツ」

そして、”家畜たちができる限り苦痛の無い生活が送れるように飼育しよう!”

といった考えの「アニマルウェルフェア」

この2つの考えを比べたとき、アニマルウェルフェア(動物福祉)は批判されることがあるようです。

動物の権利について盲目的になってしまう?

その批判を要約すると、

アニマルライツの考えに基づいて菜食主義を選択し得た人に、

「アニマルウェルフェアで、動物たちが健康に生きられるのなら何もしなくていいか!」と盲目的にさせ、

利用や所有などによる動物たちへの搾取を正当化する理由になってしまうかもしれない。

というものです。つまり、

  1. 搾取されている動物たちの為に何かしたい
  2. アニマルライツの考えを知る
  3. 菜食主義の活動をして動物たちを守る

となれたはずの人が、

  1. 搾取されている動物たちの為に何かしたい
  2. アニマルウェルフェアを知る
  3. 動物たちが健康に生きられるのなら何もしなくていっか・・・!

と、なってしまう可能性があるという批判です。

もっと砕いてまとめてみると、

  • アニマルウェルフェアの考え方によって、「これさえ守っていれば、家畜を利用しても殺しても良い」と盲目的になってしまい、本当に動物の為になる考えのアニマルライツ(動物の権利)について関心が薄れてしまう。

ってことで批判されています。

ななちか
ななちか
アニマルライツの考えに触れる前に、そこで満足してしまうってことですね。
くまくん
くまくん
でも、「動物たちが健康な生活を送れるように」って考え自体はわるいことじゃないよね?

アニマルライツが普及するきっかけになるのでは?

ですが、私は「むしろアニマルライツが普及するきっかけになるんじゃないか?」と思っています。

アニマルライツは”重い”

と言うのも、アニマルライツの考え方は一言で表すと”重い”です。

私のように今まで何も考えなかった人が、いきなり菜食主義を実践することは難しいです。

アニマルライツの考えのみが広まったとしても、肉食中心の現在のライフスタイルを変えることができる人は、少ないのではないでしょうか?

また、限られた人がアニマルライツの考えに基づいた行動をしても、動物たちへの搾取は減るかもしれませんが、根本的解決にはなりません。

アニマルウェルフェアは”軽い”

一方、アニマルウェルフェアの考えは

「こういう考えに基づいて、家畜たちは健康に飼育されているから安心!」

と、その考えを知るだけで良く自分が何か行動する必要はないので、アニマルライツと比べると”軽い”と言えます。

その軽さ故に批判の対象になってしまいますが、アニマルウェルフェアを知ることで、利益の為に搾取されている家畜などの動物たちに対して、考え方に変化があると思います。

アニマルウェルフェアによる動物たちへの考え方の変化

現にその考えに触れている私がそうなのですが、

例えば、家畜たちの健康を気にしている時点で、心の距離は近くなっています。

距離が近くなった家畜を食べることは、まるでペットを食べるような感覚になっていきます。

最初は「動物たちが苦痛を感じないように飼育されているのならまぁ良いかな?」と満足していたのですが

最近では食べるたびに、「感情があって、喜びや痛みを感じることができる動物たちの命を『うまいから』って理由だけで奪ってるのか・・・。」と悶々としてしまいます。

アニマルウェルフェアはアニマルライツへの架け橋

何が言いたいのかというと、「アニマルウェルフェアを知ることで、アニマルライツの思考を理解できるようになる」ってことです。

人が変化するには、「大きなきっかけ」か「段階を経て徐々に」かの2つだと思っています。

「現在の一般的な考え方」と「アニマルライツ(動物の権利)」との中間に位置する考え方の「アニマルウェルフェア」は架け橋的な存在なのではないでしょうか。

  1. 現在の肉食に対する一般的な考え
  2. アニマルウェルフェア
  3. アニマルライツ

アニマルウェルフェアを通して、徐々に思考を変えていくことで、ほぼ全ての人がアニマルライツというものを理解できるのではないかと思います。

人類全体がアニマルライツという考えを理解することこそが、真に動物の為になるのではないでしょうか?

ななちか
ななちか
一人ひとりが、動物の生にも意識を持つことができるような未来になると良いですね。
くまくん
くまくん
ボクらも少しずつ変わっていこう!

さいごに

時代が進むにつれ、動物たちへの扱いについて注目が集まってくると予想されます。

そして、「なんで動物は食べちゃダメなの?」と子供達に聞かれることが増えてくるかもしれません。

そうしたときに答えられるよう、今のうちから準備しておくと良いかもしれませんね。

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